株式会社えご製菓

関西の米菓のトップ!ぼんち株式会社の工場見学

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関西の米菓のトップ!ぼんち株式会社の工場見学

関西の米菓のトップ!ぼんち株式会社の工場見学

 米菓の世界、とくに糯米菓(あられ・おかき)の世界では小規模企業でも大規模企業でも製造方法は基本的にかわりません。製造量や製造機械には差がありますが、手間と時間がかかるのが糯米菓です。大手企業だからといって、糯米菓の製造において手間と時間を縮小することは難題です。

 

 ぼんち株式会社とはご縁があり、2回工場見学をさせて頂きました。

1度目は30年程前で、最近2度目の見学をさせて頂きました。

最初の訪問時はスケールの大きさに圧倒されました。何もかもが大きい、大量に次々と出来上がる

商品、袋詰めから梱包して出荷までの流れ作業は圧巻でした。

糯米菓のネックは原材料から製品になるまでの時間が他の菓子より長いということ、大企業でも

製造時間の短縮に各社の技術が結集されます。従業員の休暇、売れ行き、在庫管理など、製造時間のかかる米菓は年々製造管理が難しくなっています。

 

 蒸し上がった糯米が長いベルトコンベアで運ばれ、練り機で小分けにされた塊が餅つき機に投げ込めれ、大きな音を立てて、杵が上から落下します。餅つき機は何台も繋がって円になり、それが回転してメリーゴーランドように杵を上下させながら餅を搗き上げて回ってんです。

出口から出た餅はまた練り機に入り、今度はタイヤのようなケースに餅蛇になりながら、

グルグルと、とぐろを巻きながらケース入れられ、蓋をされます。

その後、すぐに巨大な冷蔵庫に運ばれしばらく、おやすみします。

 

 固まったタイヤのようなお餅は、薄くスライスされて、カットされて生地が出来ます。ここからが糯米菓の肝になる乾燥の工程です。この乾燥で製品の良し悪しが決まると言っても過言ではありません。大きな乾燥機で、何時間と何回と、乾燥を繰り返します。

その時の天気、温度、湿度などデーター化してマニュアル化しても毎回同じ仕上がりになかなか成らないのが米菓です。あとは乾燥後、熟成させて、揚げるか焼くかで製品が出来上がります。

 

 ぼんち株式会社の代表商品は「ぼんち揚げ」です。揚げの技術は国内屈指の企業です。大きな油釜で一気に揚げます。温度管理、油量をコントロールしながら次々と揚げ上がる光景は圧巻でした。とても迫力があり、インパクトがありました。言うまでもなく、揚げたては別格に美味しいです。

 

 2度目の訪問時に感じた事は、一言で言えば「進化」したと思いました。衛生面や安全面は数段良くなり、製造もコンパクトに無駄なく、製造を凝縮して、能率と効率が格段にアップしたように感じました。どうしても、製造現場では衛生面や安全面が怠りがちになります。火や油を使う米菓では、火災の発生率も高いです。製造している商品自体も非常に燃えやすいものです。焼いても揚げても米菓では粉が出ます。この廃棄物の取り扱いで大惨事なることもあります。ぼんち工場の衛生面は凄く行き届いてると感じました。製造ラインも見直された感じで、動線もスムーズでとても見学しやすくなっていました。

 

 遠藤社長に「焼き」と「揚げ」はどう違いますか?と質問してみました。

すると、やはりコストに直結すると言っています。仕上がる時間が「焼くと時間」と「揚げる時間」では大きな差があり、短い時間で仕上がる「揚げ」はコストが安くすむようです。

「揚げ」で難しい所は油の管理だと言っています。常に油を良い状態に保ちながら揚げていく、これが難しく、長年苦戦をしたようです。これも生地の水分量が肝心なのですが、水分が多いと弾いたり、爆発したり、油に水が混ざったりして油を悪くします。生地の乾燥(水分量)は揚げの工程でも重要なポイントだと言っています。また「揚げ」の良いところは油による食べやすさ、受け入れやすく万人が美味しいと感じる味になることにありますと言っています。海外の方にもこの「ぼんち揚げ」は好評を博して初代の竹馬社長も大いに自信を持ったと言われています。

 

 業界的には見学や対談など交流範囲が狭い業界であり、見学させてくださる企業や会社、対談してくださる方など多くはありませんが、一職人に大手企業を見学出来た機会を与えてくださり、ありがとうございます。今後も出来る限り、他社、他業種の勉強をさせていただき、糯米菓の糧に繋げて行きたいと思います。そして、この「職人のつぶやき」で情報を発信していきたいと思います。この度は「ぼんち株式会社」の遠藤社長様、並びに社員の方々様、ありがとうございました。

 

 

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