株式会社えご製菓

もち米の古米とくず米とは?

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もち米の古米とくず米とは?

もち米の古米とくず米とは?

 現在、米の急騰により、備蓄米の放出や古米くず米などの普段聞きなじみのないキーワードが多くなりました。

粳米の高騰はもち米にも影響していて、価格が高騰しています。糯米菓の当社でも原価の高騰は大変で、粳米を使う

粳米菓のせんべいなどはそれ以上に原材料の確保と価格で製造に大きな影響が出ていることと思います。

 

 古米とは1年前に収穫された米のことで、二年前だと古古米、三年前だと古古古米と呼ばれます。  

古くなるほど古が増えていきます。古米は古い米を意味しますが名前からのネーミングイメージは悪く感じます。

はっきり言って、古米だからと言って悪いことばかりではありません。

新米の新鮮な美味しさもありますが、古米にも古米の美味しさがあります。

玄米時での保管状態が良ければ、新米に劣ることなく美味しさもアップすることさえあります。

 

 糯米菓では古米を使う企業は多いと思います。当社も創業当時から古米を指定して製造に使っています。

新米の玄米を保管して貰って1年ほど寝かせて製品にする。

この熟成が米の水分の均等化と旨みの凝縮が美味しい「あられ・おかき」を作る秘訣なんです。

糯米菓を熟知している方は、古米や古古米を使って製造していると思います。

新米・古米と気にすることより、精米時期を気にすることの方が味の影響は大きいです。

 

 日本ではネーミングのイメージに引っ張られやすいので、古米のイメージが悪ければ、熟成米とか、2年物などと呼び方を

変えれば、古米の印象が違ってきます。

 

 くず米とは収穫時、乾燥時、精米時などにはじき出された、米もことです。くず米にもランクがあり、用途によって無駄なく活用されています。

変色や欠けたり、割れた米など、味に遜色のないものもありますし、味を大きく落とす米もあり、くず米と言っても幅が広いです。

くず米は一般には販売されないのが普通ですが、この令和の米騒動の中、くず米を混ぜて販売した業者もあると報道されていました。

やはり、白米で炊いて食べると味がとても落ちるようです。古米とくず米は意味が違ってきますので同じイメージならないように報道して貰いたいです。

 

 くず米もネーミングイメージが悪く、規格外米訳あり米などと呼べばかなり印象が違ってくると思います。当社では、くず米を使って

「あられ・おかき」を製造したことがないですが、多くの米菓ではくず米を使い、美味しく加工して商品を製造しています。

くず米をアピールして商品を売ってるところは見たことありませんが、米菓にとって低価格のくず米は必要不可な原材料になっています。

 

 米の値段は基本、収穫に左右されます、古米でも新米より高い時がありますし、保管料なども関係します。豊作、不作、凶作があり、銘柄や栽培方法

輸送料や中間マージン、価格決定にはとても複雑なシステムになっています。長期に関わることなので、過去、現在、未来とデーターと売れ行き、在庫と

今度の収穫と消費の見通し、国民の基礎となる食糧なので、低価格で適正な生産と消費、まだまだ米の役割は大きく国としてもしっかりと注視して

基礎となる食糧問題を安定させて欲しいです。

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